外国人社員が働きやすい職場づくりのポイント

外国人社員が働きやすい職場づくりのポイント
新年度を迎え、新たに外国人社員を迎えた会社も多いと思います。しかし、「採用して終わり」ではなく、「入社してからどうサポートするか」が本当に大事なところです。ちょっとした工夫で、外国人社員が長く安心して働ける職場になります。今回は、約12年間客室乗務員として多くの外国人クルーと共に働いてきた私が感じた、外国人社員が安心して働くことのできる職場づくりのポイントをお伝えします。
1. 職場ルールの説明は丁寧に
日本では当たり前のことでも、外国の方にとっては全く初めてだったりします。就業規則やマナー、業務の流れなどは、わかりやすく説明することがポイント。図を使ったり、やさしい日本語や英語で伝えたりすると、理解しやすくなります。
2. 言葉の壁に配慮し、2way コミュニケーションを行う
指示を出すとき、あいまいな表現や専門用語を使いすぎると、うまく伝わらないことも。できるだけシンプルな言い回しにしたり、確認しながら進めたりすると、ミスも減ります。
そして是非実践して頂きたいのは【2way コミュニケーション】。これは、【内容を復唱し、もし疑問点があれば声に出して確認し、あいまいな状態で業務をしない】という、客実乗務員の基本業務のひとつです。このひと手間で、ミスを防ぐだけでなく、無駄を省く事ができます。
3. 文化の違いを理解する
日本の職場文化への理解を促す一方で、外国人社員の文化や価値観を尊重することも大切です。社員同士の距離感や報告の仕方、時間の感覚など、日本と違う部分がたくさんあります。「なんでこんなことができないんだろう?」と思う前に、その背景を知ることが大切です。職場全体でお互いを尊重する雰囲気をつくることで、トラブルも減ります。
4. こまめなフォローを忘れずに
入社して間もない頃は特に不安も多いので、定期的な面談を通じて不安や悩みを早期に把握し、必要であればメンター制度や相談窓口を設けると良いでしょう。仕事のことだけじゃなく、生活面での困りごとも聞けると、より安心感につながります。
まとめ
外国人社員のサポートって、特別なことのように思えるかもしれませんが、「ちゃんと伝える」「相手を理解しようとする」という、誰に対しても大事なことの積み重ねです。ちょっとした気づかいで、きっとお互いにとって良い職場になりますよ。
めぐみ国際行政書士事務所の特徴
めぐみ国際行政書士事務所では、以下の分野でのサポートを提供しています:
- ビザ申請
就労ビザや留学ビザ、家族滞在ビザなど、さまざまなビザ申請に対応しています。 - 永住・帰化申請
日本での生活を安定させたい方のために、手続きのすべてをわかりやすくサポートします。 - 外国人雇用
企業が外国人スタッフを採用する際の在留資格確認や労務管理のアドバイスを行っています。 - 日常の困りごとサポート
日本で生活するうえで直面するさまざまな課題を一緒に解決します。
最後に:困ったときはご相談ください!
行政手続きに関する悩みや不安を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
めぐみ国際行政書士事務所は、親しみやすさと分かりやすさを大切に、皆さまが安心して日本での生活を送れるようお手伝いします。
【プロフィール】
日本と上海の大学を卒業後、国際線客室乗務員として12年勤務。
”飛行機を降りたその先にも寄り添える存在に”
この想いを胸に、皆さまの過去・現在・未来を大切にし、全力でサポートさせていただきます。

「こんなことで相談していいのかな?」と思うような小さなことでも、どうぞ気軽にお問い合わせくださいね。